いと・をかし

ハンドメイド作家を目指すためのあれこれを綴ります。主にタティングレースを用いてアクセサリーを制作。2018年11月末〜販売開始。

手しごと市出展レポ!

先日、湊川手しごと市にお越し下さった皆様、ありがとうございました。

 

「Lulu(ルル)」にとって初めての手しごと市、対面販売でした。

 

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今回は、これから手しごと市などの対面販売を始めようという方のご参考になるように、以下のような体験談を綴りたいと思います。

 

  • 対面販売に必要なもの
  • 正直、どれくらい売れるのか?

 

私も実際に手しごと市に参加する上で、本当に売れるのかな...?

 

と不安でいっぱいだったのですが、実際それを書いている人がなかなかいないので

実際にどれほど売れたのかもお伝えしたいと思います!

 

 

対面販売に必要なもの

 

まず基本的なものとして、

 

  • 作品
  • おつり
  • 簡易なラッピング包装

 

が必要です。

 

今回は、お友達で帆布かばん作家さんの Tak.Tak.さんと一緒に出展させていただきました。

 

Tak.Tak.さんは湊川手しごと市の常連で、今回はテントや机なども含めてブースの一角をお借りする形での出展でした。

 

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今回、自分たちで工夫して持っていったのは

 

  • 看板
  • 机にかけるクロス
  • ブレスレットやチョーカーをかけるキャンバスのようなもの
  • クリスマスツリー
  • ドライフラワー
  • タイル

 

です。

 

主に世界観を表現するために作ったり、買ったりして持って行きました。

 ※クリスマスツリーはニトリのものです

 

これら以外に持っていって本当に良かった!と思ったものは

 

制作道具一式!

 

その場で、無料でピアスをイヤリングや金属アレルギー対応パーツに変更するためです。

 お客様に喜んでいただけたサービスの1つで、数名の方にご利用いただきました。

 

持ち物の反省点としては、机が低かったこと。

 

Luluのアクセサリーは、繊細なので出来るだけ近くで見ていただきたいのですが

机が低かったので視線が遠く、お客様にご不便をかけてしまいました。

 

この点は次回に生かして行きたいと思います。

 

また、写真でも分かる通り、上の方の空間が空いてしまっているんですよね。

 

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この場所に吊り下げる系のものをなにか用意すれば良かったなぁ、と思ってます。

 

一番に目つきやすい場所ですもんね。

 

 

 

正直、どれくらい売れたのか?

 

出だしは割とスロースタートでしたが、最終的にはその1/3ほどがお嫁に行きました!

 

 

41点の中には、これは、売れないだろうwと思っていた、

チョーカーやリース(手間がかかったので高価格)なども含みます。

 

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皆さんがどれほどなのか分からないので何とも言えませんが、

一緒に出展していたTak.Tak.さんの帆布カバンは

手しごと市内では割と高価格にも関わらず、出だしからスムーズに売れていたので

こういった手しごと市にいらっしゃるお客様は、きちんとハンドメイドの価値を分かって購入してくださる方々なんだと思いました。

 

実際、ご購入いただいた方や足を止めてくださった方々とお話ししていると

ご自身でハンドメイドを楽しんでいる方ばかり!

 

ハンドメイド話に花が咲き、とても楽しい時間でした。

 

 

ハンドメイド作家にとって、対面販売に踏み出すのはなかなかの手間で、

大変なことだと思います。

(私もTak.Tak.さんがいらっしゃらなければ踏み出せなかったかもしれません...)

 

でも一歩踏み出してみたら、お客様とお話して購入していただけることがとても嬉しく楽しかったので、ぜひぜひ皆さんにオススメしたいと思いました!

 

Luluは、次回は3月ごろにまた湊川手しごと市に出せればと思っています。

 

それまでにminneの整備をすることと作品を増やすことが目標です。

 

今週からまたminneを更新して行きたいと思っているので、よろしければご覧くださいね。

 

minne.com

 

minneデビューしてみたけれど...

ご覧いただき、ありがとうございます。

 

先週末からminneデビューしました「Lulu(ルル)」です。

 

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TwitterInstagramからの流入で(多分)

ちょこちょことお気に入りやフォローをしていただけましたが

 

まだ売れてはいません。笑

(販売開始4日目現在)

 

ご興味がある方はぜひ一度覗いてみてくださいね。

minne.com

 

次に発売する新作も展示しています。

 

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さて、今回はminneに作品を初アップした時のてんやわんやをお届けしようと思います。ごゆるりとお読みください。

 

minneにはギャラリーという機能があり、自分の作品を販売or展示のみで表示することができます。

 

まずは、今回販売予定だった作品を展示のみすることにしました。

 

編集画面はこんな感じです。

 

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ここでいくつか問題点が。

 

  • ピアスとイヤリングどちらも対応できるけど、ページを分けるべき?
  • 作品紹介の文字数オーバー!
  • どんな作品名にすべき?

 

ということです。

 

現在も対応も模索中なのですが

現段階としては、

 

●ピアスとイヤリングどちらも対応できるけど、ページを分けるべき?

→ピアスとイヤリングは同じページに表示して、選べるパーツをギャラリー内に展示

 

●作品紹介の文字数オーバー!

→詳しい説明と熱い想いはブログに書いてリンクを貼る(文字数制限は1024文字です)

 

●どんな作品名にすべき?

→色々なサイトやminneの運営様が出してるnote など読んで勉強中です。

とりあえず説明口調な作品名を付けてるので変えたいところ...

 

 

さて、次は販売価格と配送方法です。

 

販売価格は元々決めていた1400円に。

 

配送方法は、たくさんの手段があるので悩みましたが

私はスマートレターとレターパックライトを選びました。

 

★スマートレターは大きさ25センチ×17センチ×厚さ2センチのA5ファイルサイズ(〜1kg)が全国一律180円で送れます。

スマートレター - 日本郵便


 私が感じたメリットは、

封筒などを自分で用意する手間がなく、ポスト投函ができるところ。

 

気になるところは、追跡がないところ。

 

お客様に不安を与えてしまうかも?と考えました。

 

そこで、ご希望の方にはレターパックを選んでいただけるようにしました。

 

レターパックライトは、

34センチ×24.8センチ×厚さ3センチのA4サイズ(〜4kg)が全国一律360円で送れます。

レターパック - 日本郵便

 

私が感じたメリットは、

スマートレターと同じく、自分で封筒などを用意する手間がないことと

ポスト投函できるところ、そして追跡機能があることです。

 

気になるところは、少し値段が高いことでしょうか。。

 

 

配送方法も決め、いざ予定していた時間!と思ってポチッと販売を開始しました。

 

 

すると、、

 

なぜか販売開始されない!😨

 

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慌てて調べたところ、ギャラリーの設定が販売になっていませんでした。。

 

もしこれから販売開始される方は下記の写真の手順でギャラリーの設定を変えておいてくださいね。

 

1)設定を開く

 

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2)ギャラリーを選択

 

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3)販売をタップする

 

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早速ドジを発揮してしまったのでした。。

 

そんなこんなありましたが、なんとか販売を開始した次第であります。

Twitterやインスタグラムで随時、新作のお知らせをしてからminne にて販売開始となりますので、ぜひフォローしてくださいね。

 

Instagramでは、週末の湊川公園 手しごと市 | 毎月第4土曜日に神戸の湊川公園で開催される手づくり市に向けて、販売予定作品をご紹介中です!

 

 

www.instagram.com

 

 

 

minneでの販売を開始します!

ご覧いただき、ありがとうございます。

とうとうネットでの販売日が決まりました!

 

11月16日(金)20時よりminne にて販売を開始したいと思います。

 

↓こちらから直接「Lulu(ルル)」のギャラリーに飛べます。 

minne.com

 

今回、販売開始するのは、こちらの作品です。

 

1)虹色のマーブルシェル×白いレースモチーフ

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2)白色のマーブルシェル×黒いレースモチーフ

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お値段は、1400円(税込)+送料です。

 

【特徴】

  • 160番手の国産レース糸使用
  • 色展開:白、黒のレースモチーフ×マーブルシェル
  • 重さはピアスパーツ込みで、わずか1グラム!!!

(イヤリングパーツの場合、2グラム)

 

160番手のとても細い糸で編んだ花モチーフのレースと、光沢が美しいマーブルシェル。

2つの素材を組み合わせた、個性あるデザインです。

 

詳しい説明と熱い想いを下記に綴りました!

 

 

【イヤリング・金属アレルギーパーツへの変更無料】

 

イヤリングパーツ、金属アレルギー対応パーツへの変更は無料でいたします。 

特にご指定のない場合はこちらの標準パーツでのお届けとなります。

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イヤリングパーツや、金属アレルギーパーツは以下のご用意がございます。

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minneのギャラリーにも同じ画像のご用意がございますので、ご購入の際に、メッセージ欄にてお知らせください。

イヤリングパーツに付け替えるとこのようになります。

 

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こちらの作品はピアスをイヤリングに変更した場合も

ほとんどデザインへの影響はなく、絶妙な大人っぽさと存在感で

なにげない普段のコーデをおしゃれにしてくれます。

 

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マーブルシェルは天然素材のため(特に虹色のマーブルシェルの方)個体差があります。

ご了承ください。

 

光の当たり方でこのように色が変化して、美しいです。

 

 

【大きすぎず、でもコーデのポイントになる】

 

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シェルのパーツは直径18ミリ。

レースパーツは直径12ミリ〜13ミリ。

(手作りなので多少の変動があります。ご了承ください)

ピアスパーツは縦の長さ10ミリ、プラス接続部分5ミリほどです。


耳につけると、上品なサイズ感。

しかし、マーブルシェルの光沢と繊細なレースが、カジュアルなコーデにも、卒入学式や結婚式などのきちんとしてコーデにも馴染みます。


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【着け心地にこだわりました】

毎日つけていただけるよう、パーツを含めて重さはわずか1グラム!

(イヤリングパーツの場合2グラムとなります)

実際、私が1日つけていても、つけていることを忘れるくらい、軽くて着け心地がいいです。

 

【こちらの作品を販売するに当たってこだわったこと】

 

こちらの作品は、「Lulu(ルル)」としてネットで販売を開始するに当たっての1作品目です。

ですので、以下の点にこだわって制作しました。

 

 

  • お求めやすい値段
  • 大人の女性がつけたい上品なデザイン
  • レースのアクセサリーは可愛すぎるのでは?と思ってらっしゃる方にもお手に取りやすいよう、レースの大きさを控えめに
  • イヤリングに変更してもデザインに影響が少ない
  • 身につけた方が心まで軽くなるような、軽さ(1グラム!)
  • 2色展開で選べる楽しさ

 

控えめだけど存在感があって、アクセサリーが主役になりすぎない。

そんなアクセサリーができました。

 

最後に、

 

【作品の取り扱い方についてご注意点】

 

デリケートな商品のため、お取り扱いにはご注意ください。

強い力を加えると、変形や破損の恐れがあります。

直射日光を避けて、保管してください。

またシェルパーツは天然素材のため、個体差があります。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

手しごと市では、他の種類も販売予定です。 

お近くの方は、ぜひいらしてくださいね!

 

minatogawa-mart.net

 

ハンドメイド作家になるには(2)

ご覧いただき、ありがとございます。

 

昨日、初めての記事を書いた「Lulu(ルル)」です。

主にこういった作品を作っています。

 

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前回の記事で、ハンドメイド作家として活動するために私が約1年ほどかけて準備した段階をご紹介させていただきました。

その際に、長くなってしまったので今回は、後編です。

  

lulu-lacework.hatenablog.com

 

前回の目次

1)何を販売すれば、作家として長く活動できるか考える

2)作品を試作して、クオリティアップ時間短縮について考える

 

今回は、 

3)SNS活用法

4)在庫とサンプル品をさばく裏技

 

 をご紹介します。

 

3)SNS活用法

現代に深く浸透しているSNS

その中でも、ハンドメイド作家として活動されるのであれば、

この2つは必ず、ハンドメイド用のアカウントを作るべきです。

 

余裕がある方はFacebookのアカウントも作れば

Instagramのアカウントをビジネスプロフィールにした場合、

Instagram上で作品の販売が出来るそうです。

 

私は、Instagram上での販売は考えていなかったので、こちらは取得していません。

(その理由と販売先にminneを選んだ理由も今後、記事にします)

 

そういった使い方をされないのであれば、Facebookmixiなどをされている方は

大体、InstagramTwitterもされていると思うので、よりアクティブユーザーが多いSNSを活用すべきだと思います。

 

運営するSNSが多くなればなるほど、負担になりますものね・・・

 

そして、すでに活動されている方はお持ちの方が多いと思いますが、

最初は趣味としてご自分のアカウントに作品を載せていた方も

販売を始めるにあたってはハンドメイド用のアカウントを新たに作るべきだと思います。

 

理由は、

1)ネット上での個人情報を守るため

「顔出ししていないから大丈夫」「本名でやっていないから大丈夫」

そう思って、個人のアカウントを鍵アカ(特定の許可している人にのみ公開を制限する)にしていない方も多く見られますが、

SNS上にあげている投稿を複合的に見ると、個人を特定できるような情報がある場合があります。

 

2)世界観を演出するため

特にInstagramは、写真をパッと見た第一印象が決め手となる性質のSNSです。

なので、私は作品の価値や魅力を高めるために、日常の一コマとは別のギャラリーのような場所として使用しています。

 

 

ではTwitterはどうでしょう。

 

Twitterの魅力は、シェア・拡散が容易であることです。

よって、こちらには、少し軽めの内容を分かりやすい写真と共に投稿しています。

 

私はTwitterは最近始めたのですが、他に魅力的だと思うのは、

  • 固定ツイートをトップに貼れること
  • minnneやインスタグラム、はてなブログと連携していて更新のお知らせを容易に投稿できること

です。

 

実際、昨日書いた記事を

昨日はTwitterで、今日はInstagramでお知らせさせていただいたんですが、

こんな無名の私のブログでも読んでくださる方がいたり

アクセス解析で人数が分かります)

SNSの方で感想を複数名の方にいただき、とても感動しました。

読んでくださっている方々、本当にありがとうございます。

励みになります!

 

また、minneの販売は未だ開始していないのですが、ギャラリー更新のお知らせをしているからか、毎日一定数の方がギャラリーを見てくださっているようです。

(こちらもアクセス解析で人数が分かります)

  

実際の購買に繋がるかは分かりませんが、まずは作品を見てもらうためにページに訪れていただくことが大切だと思うのでSNSは大いに活用すべきだと思います。

 

 

 

4)在庫とサンプル品をさばく裏技

 

前回の記事の(2)作品を試作して、クオリティアップ時間短縮について考える

で、「在庫を抱えることを恐れずにまずは作るべき」と書きました。

 

そうは言っても、元々作るのが好きでハンドメイド作家として活動を始めたら

作ることはやめられず、在庫過多になりがち・・・というのは、よくある話だと思います。

 

そういった在庫を「SALE」と銘打って、価格を下げてネット上で売るのはどうでしょう。

せっかくSNS等を駆使して演出していた、世界観を壊すことにはならないでしょうか。

 

安売りはブランド力を下げます。

 

 

しかし在庫は手元にある。そういった場合に有効だと考えたのが、

手しごと市やクラフトマーケットなどでの対面販売です。

 

なぜならば、例えば試作段階で撮影等に使ったサンプル品や、

通常の使用にはほとんど問題がないけれど、自分が納得仕切れていなような

いわゆるB級品といったものを、実際にお客様が手に取ってみて納得して買っていただけるからです。

 

在庫として長く手元に残ってしまっているものは、手しごと市などで

【数量限定】【手しごと市限定】と銘打って少し価格を下げて販売すれば、

お客様に足を止めてもらったり、他の作品も見てもらうきっかけにできます。

 

これなら、ブランド力を下げることなく、在庫をさばくことができるのではないでしょうか。

 

「Lulu(ルル)」も11月24日の神戸の湊川公園の手しごと市への出展が決まってます。

minatogawa-mart.net

 

すでに、サンプル品はお嫁入りしてしまったのでありませんが、手しごと市限定の作品も販売予定です。

 

ネット上での販売は、種類が少し限られますが、手しごと市に先行して販売開始する予定です。

minne.com

 

 

最後に、InstagramTwitterのアカウントを下記に記しておきます。

そちらの方がマメに新作など更新しているので、よろしければご覧くださいね。

全部同じプロフィール画像で紛らわしいですね・・・今後改善します。

それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

www.instagram.com

 

twitter.com

 

ハンドメイド作家になるには

初めまして。

神戸にてタティングレースの制作、販売を行っている「Lulu(ルル)」と申します。

主に、このような作品を制作しています。

 

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このブログでは私自身がハンドメイド作家として活動する(その準備含む)過程をご紹介します。

ハンドメイド・タティングレースが初心者の方から、ハンドメイド作家を目指している方の参考になれば幸いです。

 

まず今回は、ハンドメイド作家として活動するために私が約1年ほどかけて準備した段階をご紹介します。

長くなりますので今回は記事を2回に分けさせていただきますね。

 

今回の目次はこちら↓

 

 

 

次回は、

3)SNS活用法

4)在庫とサンプル品をさばく裏技

 

をご紹介します。

 

 

1)何を販売すれば、作家として長く活動できるか考える

 

ハンドメイドをされている方は手で何かを作るのが好きで、色々なジャンルのものを作る方が多いと思います。

実際、私は編み物歴は20年以上、タティングレース歴は5年ほど。

ファッション系の学校に通っていたので業務用ミシンも持っていて、

自分用に洋服を作ったり、帆布などの厚手の生地でカバンを作ったりもしています。

 

しかし、販売するとなると話は別です。

 

ハンドメイド作家として自分をセルフブランディングし、固定のファンを掴むためには

同じ種類のものを作り続けることが必要です。

そのためには

 

  • 長く作り続けられるもの
  • バリエーションをつけやすいもの

 

を選ぶ必要があると考えました。

 

 

私の場合は、洋裁に比べて編み物の方が物心つく前からやっていて

編んでいると心が落ち着くのと、お客様が日常使いしやすく、こちらもバリエーションがつけやすい、という点を踏まえてタティングレースを選びました。

 

加えて、私はアトリエなどは持っていないので

 

在庫を保管する上で、場所をとらないもの

 

という点も大きかったです。

 

今後はレース編みという大きな枠組みで更に展開していく予定です。

 

 

 

2)作品を試作して、クオリティアップ時間短縮について考える

 

どの種類のものを販売するか決めたら、次は作品作りです。

 

本などに載っている作品やパターンは、「この本に作り方が載っている作品は販売目的では使用しないでください」というような断りが入っている場合、使用することができません。

逆に言えば、断りがなければ使用しても問題ないと言えます。

(後々、差別化を図るためにオリジナル性を追求していくことは不可欠だと思います)

 

作品を試作する中で私がやったことは

 

  • オリジナルパターンを考えて作品を制作する
  • どのくらいの制作時間で1つの作品を作れるかストップウォッチで時間を図る
  • 可能であればクオリティを保ちつつ、制作時間が短縮できないか練習する

 

といったことでした。

 

趣味ではないので、制作に4日もかかるようなものでは値段が高くなってしまって買い手がつかなくなってしまいます。

 

なので、お客様が手に取りやすい価格で、クオリティの高いものになるには、どうしたらよいか?という点を最も大事にして販売する作品を決めました。

 

試作には時間がかかりましたが、ありがたいことにサンプル品として撮影したものなどは実際の作品を見て気に入ってくれた親戚や知人が買い取ってくれました。

(サンプル品価格ですが)

なので、無駄な時間ではなかったと思います。

 

たくさん作ることでクオリティアップにも繋がります。

 

※minneなどで受注制作という形をとっている作家さんも多数おられますが、そう言った方々もこういった過程を経ての現在だと思います。

在庫を抱えることを恐れずに、まずは作るべきだと私は考えます。

 

 

 今回はここまでです。

 

 

作品は、minneにて11月中旬〜下旬に販売開始予定なので、また告知させてくださいね。

 

minne.com

 

 

 

11月24日の神戸の湊川公園で行われる手しごと市にも出展予定です。

minatogawa-mart.net