いと・をかし

ハンドメイド作家を目指すためのあれこれを綴ります。主にタティングレースを用いてアクセサリーを制作。2018年11月末〜販売開始。

ハンドメイド作家になるには

初めまして。

神戸にてタティングレースの制作、販売を行っている「Lulu(ルル)」と申します。

主に、このような作品を制作しています。

 

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このブログでは私自身がハンドメイド作家として活動する(その準備含む)過程をご紹介します。

ハンドメイド・タティングレースが初心者の方から、ハンドメイド作家を目指している方の参考になれば幸いです。

 

まず今回は、ハンドメイド作家として活動するために私が約1年ほどかけて準備した段階をご紹介します。

長くなりますので今回は記事を2回に分けさせていただきますね。

 

今回の目次はこちら↓

 

 

 

次回は、

3)SNS活用法

4)在庫とサンプル品をさばく裏技

 

をご紹介します。

 

 

1)何を販売すれば、作家として長く活動できるか考える

 

ハンドメイドをされている方は手で何かを作るのが好きで、色々なジャンルのものを作る方が多いと思います。

実際、私は編み物歴は20年以上、タティングレース歴は5年ほど。

ファッション系の学校に通っていたので業務用ミシンも持っていて、

自分用に洋服を作ったり、帆布などの厚手の生地でカバンを作ったりもしています。

 

しかし、販売するとなると話は別です。

 

ハンドメイド作家として自分をセルフブランディングし、固定のファンを掴むためには

同じ種類のものを作り続けることが必要です。

そのためには

 

  • 長く作り続けられるもの
  • バリエーションをつけやすいもの

 

を選ぶ必要があると考えました。

 

 

私の場合は、洋裁に比べて編み物の方が物心つく前からやっていて

編んでいると心が落ち着くのと、お客様が日常使いしやすく、こちらもバリエーションがつけやすい、という点を踏まえてタティングレースを選びました。

 

加えて、私はアトリエなどは持っていないので

 

在庫を保管する上で、場所をとらないもの

 

という点も大きかったです。

 

今後はレース編みという大きな枠組みで更に展開していく予定です。

 

 

 

2)作品を試作して、クオリティアップ時間短縮について考える

 

どの種類のものを販売するか決めたら、次は作品作りです。

 

本などに載っている作品やパターンは、「この本に作り方が載っている作品は販売目的では使用しないでください」というような断りが入っている場合、使用することができません。

逆に言えば、断りがなければ使用しても問題ないと言えます。

(後々、差別化を図るためにオリジナル性を追求していくことは不可欠だと思います)

 

作品を試作する中で私がやったことは

 

  • オリジナルパターンを考えて作品を制作する
  • どのくらいの制作時間で1つの作品を作れるかストップウォッチで時間を図る
  • 可能であればクオリティを保ちつつ、制作時間が短縮できないか練習する

 

といったことでした。

 

趣味ではないので、制作に4日もかかるようなものでは値段が高くなってしまって買い手がつかなくなってしまいます。

 

なので、お客様が手に取りやすい価格で、クオリティの高いものになるには、どうしたらよいか?という点を最も大事にして販売する作品を決めました。

 

試作には時間がかかりましたが、ありがたいことにサンプル品として撮影したものなどは実際の作品を見て気に入ってくれた親戚や知人が買い取ってくれました。

(サンプル品価格ですが)

なので、無駄な時間ではなかったと思います。

 

たくさん作ることでクオリティアップにも繋がります。

 

※minneなどで受注制作という形をとっている作家さんも多数おられますが、そう言った方々もこういった過程を経ての現在だと思います。

在庫を抱えることを恐れずに、まずは作るべきだと私は考えます。

 

 

 今回はここまでです。

 

 

作品は、minneにて11月中旬〜下旬に販売開始予定なので、また告知させてくださいね。

 

minne.com

 

 

 

11月24日の神戸の湊川公園で行われる手しごと市にも出展予定です。

minatogawa-mart.net